日常生活での注意点
- 腰痛の人は歩行の時、いつもの時と違った歩き方をしない方が良いと思います。姿勢を変えて長時間歩きますと、後で腰に痛みがでてくる場合がありますので十分に気をつけて下さい。
- 五十肩の人は、無理に腕を上下に動かしたり、回したり、または、肩関節を動かしすぎないことです。あとで、炎症が増して、余計に痛みが強くなります。痛みが出ない範囲で動かしましょう。頸椎変位を治すと、五十肩の人は早く良くなります。
- ひざが痛い方は、長時間歩いたり、ひざの痛みを堪えて正座をしないことです。後で、痛みが増して、治りにくくなります。ひざに痛みのある方は、腰に痛みがある人が多いのです。腰の方を治療すると早く良くなります。
- 肩こりの方は、頸椎に変位がある人が多いです。頸を動かしてみて、頸部に痛みがある場合は、肩こりの原因が頸にあるかもしれません。頸部の治療をした方が良いと思います。
- 腰痛になった時、寝る時の「体位」は、一番痛みのないところが、一番合っているところです。上向きの人、横向きの人、うつ伏せの人、それぞれ一人一人違いがあるのです。痛みのあるところで寝ますと余計痛みが増してきますので、注意をして下さい。うつ伏せで楽な人は、うつ伏せで寝ますと頸部を痛める場合がありますので、なるべくうつ伏せで寝ない方が良いと思います。
- 頸部に痛みがあるときは、頸をぐるぐる回さないことです。回し過ぎると余計に痛みが増します。また、痛みのある方向には、なるべく回したり、傾けたり、下を向いたり、上を見上げたりはしない方が良いと思います。痛みのないところを探して、そっとしていらっしゃれば痛みが少しづつ和らいできます。
